日本代表MF三笘薫(26=ブライトン)が体調不良で、今月の代表2戦に不参加することを、韓国では高く評価しているようだ。日本サッカー協会(JFA)は、体調不良の三笘を、今回の日本代表のメンバーから外した。これを受け、韓国メディア「イーデーリー」は「三笘は休息…孫興民は本当に大丈夫?」の見出しで、ハードなスケジュールを消化している同代表MF孫興民(ソン・フンミン=31)の強行招集を心配した。

韓国は13日にチュニジア、17日にベトナムとホームで親善試合を行う。現在、孫興民は、太ももの状態が万全ではない。そのため、所属するトットナムでは公式戦では出場時間を制限するなどの配慮をしている。韓国国内では「今回の2試合は親善試合だし、無理して呼ばなくても」との意見が多かった。しかしユルゲン・クリンスマン監督(59)は「海外組は久しぶりの国内試合なので、90分プレーしたがると思う」と強行出場させることを明言した。

「イーデーリー」は「三笘は負傷でもないのに、コンディションが良くないため、休息を与えた」と伝え、選手の体調などを大事にするJFAの判断を高く評価した。