レアル・ソシエダードのU-20フランス代表FWモハメド・アリ・チョー(19)が今冬の移籍市場でニースに移籍間近だと、クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコ電子版が7日に報じた。

チョーは昨季、移籍金1100万ユーロ(約17億500万円)でアンジェから加入した。しかしけがの影響もあって望むような出場時間を得られていない。所属1年半で公式戦40試合に出場し2得点3アシストを記録するも、わずか1228分しか出番がなかった。

今季ここまで公式戦16試合に出場しているが先発はわずか3試合のみで、ゴール、アシストともに記録していない。そのため今冬、期限付き移籍もしくは完全移籍でRソシエダードを離れることを希望し、最終的に後者を選択するとのことだ。

同紙はこの契約内容について、移籍金1000万ユーロ(約15億5000万円)プラス出来高200万ユーロ(約3億1000万円)、さらにニースが将来、チョーを他クラブに売却した場合、その移籍金の15%をRソシエダードが受け取れる条件になると説明。契約はまだ締結していないが、間もなく決定する見込みである。(高橋智行通信員)