クリンスマン監督が指揮する韓国代表(FIFAランキング23位)は、バーレーン代表(同86位)と対戦、MF李康仁(22=パリ・サンジェルマン)の2得点などで初戦を白星で飾った。

韓国は前半38分、最終ラインからのロングスルーパスで相手を崩し、MF黄仁範の左足シュートで先制。だが、後半6分に相手の浮き球を使った中央突破で同点に追い付かれた。

ピンチを救ったのが、韓国の至宝の22歳だった。1-1の後半11分、ペナルティーアーク付近から左足を振り抜きゴール左下へ鮮やかなミドル弾。ネットを揺らすと、クリンスマン監督が大きなガッツポーズで喜びを爆発させた。李康仁は後半23分にも左足で得点し勝利を大きく引き寄せた。

激しい球際の戦いで、両チームのイエローカードは7枚(韓国5枚、バーレーン2枚)にも及んだ。韓国は立ち上がりに苦しんだが、3-1で白星発進となった。

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