レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が5日にホームで行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦第2戦パリ・サンジェルマン戦で、公式戦2試合ぶりに先発復帰するとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。

アジアカップ後、公式戦6試合連続で先発していた久保は、アルグアシル監督がパリ・サンジェルマンとの大一番を考慮し、2日のスペインリーグ第27節セビリア戦でローテーションを実施したため、久々に出番なし。主力選手を多数温存したことが裏目に出て2-3の敗北を喫し、1月に公式戦3連勝を飾った後、9試合でわずか1勝という厳しい状況に陥っている。

マルカ紙はアウェーの第1戦を0-2で落とし、逆転が必要なパリ・サンジェルマン戦に向け、Rソシエダードができる限りのベストメンバーで臨み、休養を取った久保が先発復帰し、いつも通り4-3-3でプレーすると予想。その先発メンバーはGK=レミーロ、DF=トラオレ、スベルディア、ル・ノルマン、ハビ・ガラン、MF=ブライス・メンデス、スビメンディ、ミケル・メリーノ、FW=久保、オヤルサバル、ベッカーとなっている。

負傷欠場が続いていたバレネチェアが復帰した一方、カルロス・フェルナンデス、アイエン・ムニョス、オドリオソラ、エルストンド、ザハリャンの5人がけがで招集外だった。

対するパリ・サンジェルマンは昨年11月7日に敵地でミランに敗れた後、公式戦20試合連続無敗中。パリから2000人のサポーターが訪れ、2点のアドバンテージを得ているチームを応援する予定になっている。

マルカ紙は、ルイス・エンリケ監督が4-3-3で臨み、スタメンはGK=ドンナルンマ、DF=アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ベラルド、リュカ・エルナンデス、MF=ザイール・エメリ、ビティーニャ、ファビアン・ルイス、FW=デンベレ、エムバペ、バルコラになると予想している。(高橋智行通信員)