バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(63)が「バルサは審判を買収したことなど一度もない」とレアル・マドリード会長の発言に反論した。

バルセロナのラポルタ会長は28日、クラブ関連の書籍発表会でアンドラの首都アンドラ・ラ・ベリャを訪れた。その際、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長の発言に反論したもようをスペイン紙ムンド・デポルティボが伝えている。

Rマドリードは23日にクラブ会員の代議員総会を実施した。その際、ペレス会長がバルセロナの審判買収疑惑“ネグレイラ事件に関して言及。「バルセロナが少なくとも17年間にわたり、審判技術委員会の副会長に800万ユーロ(約14億4000万円)以上支払っていたのは普通のことではない。その理由が何であれ、重要な職務を担っていた審判委員会の副会長に対してだ。その期間はくしくも、バルセロナが我が国で最高の成績を収めていた時期と重なっている」と強く非難した。

ラポルタ会長はこの発言を受け、「Rマドリードの総会での発言を思い出した。これまでコメントする機会がなかったので、アンドラにいる今コメントさせてもらう。それらの発言は的外れであり、Rマドリードが抱えるバルセロナ病を露呈していると思う。彼らは何かを正当化するために、バルサについて言及しなければならないようだ。Rマドリードはネグレラ事件の司法手続きにずっと関与しているが、何の証拠もないことを分かっているので、それを延々と引き延ばしている」と反論した。

続いて「それは事実ではないことを正当化するための手段に過ぎない。バルサは審判を買収したことなど一度もない。バルサは全般的に審判に有利に扱われたことはない。ずっと贔屓されてきたのはRマドリードだ」と正当化した。

ラポルタ会長はそれを証明するため、「Rマドリードは先日(23日のエルチェ戦)、2ゴールを決めていたが、私の見解ではベリンガムが明らかに腕でボールに触れていたし、もうひとつのゴールではビニシウスがイニャキ(ペーニャ)の鼻を負傷させていた。あの2つのゴールは認められるべきではなかった。そうすればバルサは今、スペインリーグで首位に立っていたはずだ」と例を挙げ、Rマドリードが判定の恩恵を受けていることを訴えた。

さらに「Rマドリードはバルサ史上最高の時代に対して被害妄想を抱いている。彼らはバルサが2004年から2015年にかけて覇権を握っていたことを快く思っておらず、根拠のない言い訳を探したがっている。我々は最高のプレーをしていたチームであり、皆に認めら、称賛されていた」と強調していた。(高橋智行通信員)