バルセロナが来季に向け、アトレチコ・マドリードのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(26)と、インテル・ミラノのイタリア代表DFバストーニ(27)を狙っているとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が20日に報じた。

同紙によると、バルセロナには今夏、センターフォワードと左利きのセンターバックを補強するという二つの明確な目標があるという。その中でフリアン・アルバレスとバストーニを獲得の最有力候補に挙げているとのことだ。

バルセロナはフリアン・アルバレスにオファーを提示済みであるものの、その優れたパフォーマンスやメディアの高い注目という点で獲得は容易にいかないという。しかし、本人が移籍を前向きに捉えていることは好材料だと同紙は伝えている。

Aマドリードとの契約は30年6月30日まで残るが、フリアン・アルバレスは先月、バルセロナからの興味について聞かれた際、「残留するかもしれないし、しないかもしれない。未来は誰にも分からない」と、退団の可能性があることをほのめかしていた。

さらに、フリアン・アルバレスにはアーセナルとパリ・サンジェルマンからもオファーが届いているが、前者に関してはマンチェスター・シティーでの経験を考慮し、プレミアリーグに戻るつもりはないという。後者に関しては攻撃陣の激しいポジション争いに加え、フランスリーグの国際的な影響力の低さが障害になっているとのことだ。

一方、バルセロナはレバンドフスキの後継者として迎える可能性が高く、選手本人との合意に問題はないと考えているという。しかし、移籍金の上限を1億ユーロ(約185億円)に設定しているため、すべてはAマドリードとの交渉次第となるとのことだ。

同紙によると、バストーニはフリアン・アルバレスよりも容易に獲得できるという。その大きな理由として、選手本人がバルセロナ移籍を切望していることを挙げており、スポーツディレクターのデコと来季のチーム編成の話し合いを控えたフリック監督の承認を待つ段階であるとのことだ。

インテルは移籍金として7000万ユーロ(約129億5000万円)~8000万(約148億円)を希望しているが、バルセロナからのオファーが具体化された場合、バストーニはクラブと交渉し、移籍金の値下げを働きかけるつもりだという。

バストーニはその他、リバプールなどのプレミアリーグのクラブに興味を持たれているものの、試合を欠かさず見ているほど好きなバルセロナに移籍できない場合、インテルを離れるつもりはないと同紙は伝えている。(高橋智行通信員)