ブラジル協会は24日、コリンチャンス監督のマノ・メネゼス氏(48)と次期同国代表監督就任で合意した。同氏は昨年、コリンチャンスをサンパウロ州選手権とブラジル杯の2冠に導いた。クラブの午前練習後に会見した同氏は「昨日の夜7時すぎに協会から電話があった。ティシェイラ会長と14年W杯の話をし、就任を決めた。いつかは代表監督をやりたいと思っていたが、これほど早いとは思わなかった」と語った。会見の途中ではコリンチャンスの元代表FWロナウド、DFロベルト・カルロスから抱きつかれ、祝福された。

 23日には一時、フルミネンセ監督のムリシ・ラマーリョ氏(54)の代表監督就任が決定的になったが、クラブのオルカデス代表が放出を拒否。ラマーリョ氏も代表監督を断念した。

 メネゼス監督は25日のグアラニ戦までクラブの指揮を執り、26日の米国との親善試合(8月10日)のメンバー発表から代表監督としての活動をスタートさせる。(エリーザ大塚通信員)

 [2010年7月25日7時31分

 紙面から]ソーシャルブックマーク