FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の開幕を控え、日本(FIFAランキング18位)と1次リーグF組の初戦で対戦するオランダ(同7位)が、初出場のウズベキスタン(同50位)と大会前最後の実戦を行った。結果はPKによる得点だけの2-1辛勝だった。
オランダ代表は、各ポジションで問題が噴出している。ウズベキスタン戦では、正GKのフェルブルッヘン(ブライトン)が負傷退場。相手選手と接触し、腰を痛めてベンチに下がった。仮にW杯出場が困難になった場合には、第4GKとしてオランダでスタンバイしているバイロー(ジェノア)を北中米に呼び寄せる可能性も浮上している。
DF陣にもけが人が続出している。デ・リフト(マンチェスター・ユナイテッド)、デ・フライ(インテル)に加え、主力のユリエン・ティンバー(アーセナル)も欠場が決まった。ティンバーは先月30日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝のパリ・サンジェルマン戦で後半途中から出場し、延長戦を含めて約55分間プレーしたものの、そけい部のけがが回復しなかった。
オランダの守備陣は“豪華メンバー”と評され、層の厚さも際立っていたが、大会直前に来て暗雲が漂っている。ティンバーの代わりには、DFヘールトライダ(サンダーランド)が招集されたが、駒不足が懸念される。
また、FW陣も万全とは言い難い。所属のアヤックスで絶不調だったワウト・ウェフホルストが選出されたことに、国内では非難の声が上がっている。ローマで14得点を量産したドニエル・マレンは、代表ではくすぶっている。カウンターで俊足FWは輝くが、現状の代表の戦術にはマッチできていない。
またメンフィス・デパイ(コリンチャンス)も、本調子ではない。コンディションを崩しており、14日(日本時間15日)の日本戦でのスタメン起用は懐疑的な見方が強い。コーディ・ガクポ(リバプール)はウズベキスタン戦で2得点を挙げたものの、ともにPK。ブライアン・ブロビー(サンダーランド)のブレークを期待する声も高まっている。


