【ナッシュビル近郊(米国)11日(日本時間12日)=永田淳】FIFAワールドカップ(W杯)の初戦を3日後に控えた日本代表から、主将のMF遠藤航(33=リバプール)がけがのためチームを離れ、FW町野修斗(26=ボルシアMG)を追加招集することになったと、山本昌邦技術委員長が発表した。

 

ナッシュビルのベースキャンプ施設でメディア対応した山本技術委員長の一問一答は以下の通り。

 

皆さんお忙しい中ありがとうございます。ご報告です。本日、遠藤航選手がチームをすでに離れました。メディカルスタッフの報告を受けて、監督が最終決断をいたしました。本人、調整をずっと見守ってきました。本当に本人が1番悔しいと思います。私としても本当に残念です。

遠藤選手のコメントがあります。「メディアの方々には直接お話することができず、本当に申し訳ありません。みんなが最高の結果を残してくれることを願っています」というコメントいただきました。よろしくお願いいたします。

今日、こちらに来てミーティングがありました。その中で森保監督より、遠藤選手がチームを離れること、そして新しいキャプテンに板倉選手が決まりました。そして、追加招集のメンバーに関しては、町野選手で最終調整を進めて、早ければ夕方にはこちらに着けるのではないかという報告を受けています。

板倉選手が、遠藤選手の離れる前に話をして、その話の内容を今日のミーティングでキャプテンとして選手に伝えてくれました。より一層の責任と覚悟を持って進みましょう、ということで。他にもっと話があったんですけど。遠藤選手がここまでチームを引っ張り、積み上げてきてくれたことをみんなでやり抜くという覚悟を伝えてくれました。私の方からは以上です。

 

-辞退ではなくて、森保監督が判断したのか

はい。メディカルの報告を受けて、チームを離れる決断を監督がしました。

 

-チームを離れたのは?

今日(11日)の朝です。

 

-決断されたのは前日(10日)の夜

監督と本人が話をしていたと思うので、最終的な時間はわかりませんけど。

 

-チームに同行しないのは、クラブとの調整がつかなかったからですか。南野選手のように残る選択肢もあったと思いますが

それは本人の意思です。初戦に向けてチームが大事な準備をしていく中で、本人が。

 

-遠藤選手の様子はどの辺まで把握されていますか

それは基本的に監督がこの決断をするにあたって、何度か話をしてきたと思うので。それを私は尊重する立場ですので。それは監督に次回のチャンスがあった時に。

 

-昨日の途中までは練習に合流して、その後は外れた本人が言っていた。何かアップデートがあってなのか、今までの流れでなかなか難しいとの判断になったのか

メディカルの報告を全て伺う立場にないので、そこも監督が日々報告をやり取りしてると思いますので、しっかりと過程を確認していただければいいのかなという風に思います。

 

-遠藤選手が朝食会場で話をするようなこともなかったのは

昨日の段階と今日の朝の段階で、それぞれ遠藤選手の感情というものも、複雑に変化があったと思いますので、それはしっかりと尊重しながらということで、こういう流れになりました。

 

-チームや監督側の配慮で?

遠藤選手の考えに寄り添って、尊重してここまで進めてきました。そんな中で、板倉選手が次のキャプテンということで、板倉選手は本人と話をしてくれて、今日のミーティングでその思いを本当にしっかりと受け止めて伝えてもらったと思っています。

 

-追加招集選手が同じボランチの選手ではないということについては

皆さんが1番気になるご質問だと思いますが、ピッチ上の中身に関しては監督、全て現場のコーチングスタッフに一任していますので、次のチャンスがあるときに監督に伺っていただければなと思います。

 

-このタイミングで主将がチームを去る衝撃は大きい。選手への影響は?

W杯ですから様々なことが過去に起きてきました。様々な経験値があって、チームは落ち着いていると思っています。それも想定して、監督、コーチングスタッフ以下スタッフも経験のある人が増えてきて、しっかり落ち着いて、初戦に向けてしっかり準備をしていく。さらに逆に覚悟、緊張感は高まったという風に思っています。

 

-左足手術をした箇所が理由か

同じところです。リバウンドと思っていただければ。