日本(FIFAランキング18位)がブラジル(同6位)に1-2で屈した。前半29分にMF佐野海舟(25=マインツ)が先制点を奪ったものの、後半11分に同点とされると、後半アディショナルタイムの50分にFWマルティネッリ(アーセナル)に決勝点を奪われた。

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強国に勝つために選んだ策で惜しい戦いに持ち込んだが、最後にゴールをこじ開けられた。

MFは右のMF堂安律(28=アイントラハト・フランクフルト)、左のMF中村敬斗(25=スタッド・ランス)が引いて5バックで守った。ブラジルの攻撃を耐える時間が多くなったが、前半は攻撃の見せ場も作った。1-0で折り返す理想の展開。しかし後半になってブラジルが加えてきた変化に対応しきれなかった。

相手はサイドを起点に、クロスを多用。佐野は「後半は相手のやり方が変わって、自分たちの時間をなかなか作れなかったし、ブロックの時間が長くなった」と証言。DF伊藤洋輝(27=バイエルン・ミュンヘン)も「現実としては90分間守備をしたっていう感覚が残っている」。相手を押し返せず攻撃にさらされ続けて、最後に失点。佐野は「引いてばっかりだとなかなか厳しいと思うので、どこかのタイミングで前から行けるスイッチを入れられるような守備の仕方は必要になってくる」と振り返った。

堂安が「今の日本で優勝を逆算すると、ワンチームで全選手走って、全員守備全員攻撃でやることしかない」と話した通り、森保監督が選択した戦いは、決勝トーナメントでブラジルを撃破するための現実的なものだった。佐野は「自分たちの良さは、決まりごとを守ったり、サボらないこと。それを積み上げてきて確実にレベルアップしてきた」。日本人らしさを生かして接戦に持ち込んだが、世界トップクラスに対しての対応力に課題が残った。【永田淳】

 

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