スペインが4大会ぶり2度目の優勝を決めた。
スペイン紙マルカは「スペインがサッカーを救った」の見出しで記事を掲載。
アルゼンチンについて「この試合で提供できるサッカーがほとんどなかったアルゼンチンは、この試合を再び戦場へと化そうとした。激しいボディコンタクト、度重なるプレーの中断、タイミングを外した多くのタックルなど、試合はまるで“マリーシア(ずる賢さ)”が支配するペースで進められているかのような印象を与えた」と、自分たちのプレーをせず、汚いプレーをやり続けたことを指摘した。
一方、スペインについては、「まさにその正反対の姿勢を見せた。パスを回し続け、サッカーを信じ続けた。スペインは長年にわたり、ボールを主役にした時に最高の姿を見せられることを証明してきた。2008年、2010年、2012年、そして2024年もそうだった」」と自らのプレーを貫いていることを強調。そして、「パスワーク、ボールコントロール、そして知性を重視するスタイルに変換したこと」が近年の成功につながり、「このプレースタイルが10年南アフリカ大会でW杯初優勝をもたらし、このスタイルへの忠実さが最も手強い相手との対戦で2度目の優勝を私たちにもたらせてくれた」と称賛した。
また同紙は今回の優勝の根底にスペインの指導者たちの努力があると考えている。「デラフエンテ監督の勝利は、毎日のように人工芝のピッチで子供たちに『プレーは後方から組み立てるものだ』、『ボールをクリアする前にコントロールしろ』、『ボールを蹴る前に周囲を見ろ』、『ボールを恐れるな』、『試合後は相手と握手をしろ』と教え続けているすべての育成年代の指導者たちを代表する勝利だ。その目に見えない連鎖は地域のサッカーから始まり、やがてW杯優勝へとつながる。スペインは単なる決勝戦に勝利しただけではない。自分たちのプレースタイルを守り抜き、サッカーを救ったのだ」と、サッカーに携わる人々の日々の積み重ねが実を結んだことを伝えた。
完封勝利で優勝を決めた。「この決勝戦を如実に物語るデータが一つある。それは、アルゼンチンが枠内シュートを一本も打てなかったということだ!スペインは試合を完全に支配し、いつものように高い位置からプレスをかけ、アルゼンチンをGKウナイ・シモンが守るペナルティーエリアに侵入させないようにした。その作戦は見事に成功した。ウナイ・シモンが実質的にプレーへの介入を余儀なくされたのは、メッシがスルーパスを受けて1対1の場面を迎えようとした際、それを足で防いだ時のたった1回だけだった。アルゼンチンはW杯決勝でほとんど見せ場を作れなかったが、その原因は大会を通じて時計の針のように正確に機能したスペインのプレーにあった。アルゼンチンがゴールチャンスをいくつか得たのは、延長戦に入ってからのことだった」と、スペインの堅固な守備を大絶賛した。


