[ 2014年2月13日12時8分 ]

 長野県白馬村は13日、同村出身でソチ冬季五輪ノルディックスキー複合の個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗選手(25)=北野建設=に村民栄誉賞の授与を検討していると明らかにした。

 同村スポーツ課の松沢忠明課長は「村出身者で初の五輪メダリストで、次の世代に夢を与えてくれた」と語り、五輪終了後に本格的に村内で審議を進めるという。

 村によると、同賞は2008年に上村愛子選手(34)=同=がフリースタイルスキーのワールドカップ女子モーグルで、日本人で初めて総合優勝した際に、その功績をたたえようと創設。実現すれば上村選手に次いで2人目の受賞となる。