井上大仁(25=MHPS)がエルアバシ(バーレーン)とのトラック勝負を制し、86年ソウル大会の中山竹通氏以来8大会ぶりの金メダルを獲得した。園田隼(29=黒崎播磨)は4位だった。
- 男子マラソンのゴール手前でエルアバシ(右)と接触する井上(撮影・河野匠)
- 男子マラソン エルアバシ(右後方)とのトラック勝負を制し、金メダルを獲得した井上大仁(AP)
- 男子マラソンで優勝し、ガッツポーズする井上大仁(共同)
- 男子マラソン 日の丸を掲げてウイニングランをする井上大仁(AP)
- 男子マラソン 4位でゴールする園田隼(共同)
- 日の丸を掲げる井上(右)と園田(AP)
【ゴール】 井上とエルアバシ(バーレーン)が並走してマラソンゲートを通過。競技場に入りトラック勝負となり、まず井上が先行。残り100メートルからスプリントを開始。残り50メートルでインをついてきたエルアバシと接触し並ばれたが、井上が逃げきって金メダルを獲得した。タイムは2時間18分22秒。園田は2時間19分4秒で4位
【40・5キロ】 井上が仕掛けるがエルアバシ(バーレーン)を突き放せず
【40キロ】 2時間11分34秒で井上とエルアバシ(バーレーン)が通過
【39キロ】 井上とエルアバシ(バーレーン)の金メダル争い続く
【37・8キロ】 井上とエルアバシ(バーレーン)の一騎打ち。井上が先頭に立つ
【36・8キロ】 集団先頭の園田が帽子を投げ捨てる。直後にエルアバシ(バーレーン)が先頭に立つ。井上がすぐさま追走し、エルアバシと並走。園田は多布傑(中国)と並走し3位集団。アビドゥ(バーレーン)は遅れる
【35キロ】 先頭の園田が1時間55分57秒で通過。井上は2番手で余裕の走りを見せている
【32・8キロ】 アビドゥ(バーレーン)が戻り、先頭集団は5人に
【32・3キロ】 給水地点で薫国建(中国)も遅れ、先頭は井上、園田、多布傑(中国)、エルアバシ(バーレーン)の4人に
【32キロ】 アビドゥ(バーレーン)が遅れ、先頭集団は5人に
【31キロ】 先頭集団は井上、園田、多布傑、薫国建(ともに中国)エルアバシ、アビドゥ(ともにバーレーン)の6人
【30・4キロ】 先頭集団からバトオチル(モンゴル)も遅れ6人に
【30キロ】 先頭の園田が1時間40分22秒で通過。先頭集団8人変わらずも縦長になり、リ・カンボム(北朝鮮)が遅れる
【26・4キロ】 園田が集団先頭へ。ペイン(タイ)が遅れ、集団は再び8人に。気温は32度まで上昇
【25キロ】 先頭が1時間24分11秒で通過。ペイン(タイ)が追いつき、先頭集団は9人に
【20キロ】 先頭が1時間6分52秒で通過。先頭集団の8人は変わらず
【18キロ】 先頭集団は井上、園田、リ・カンボム(北朝鮮)多布傑、薫国建(ともに中国)バトオチル(モンゴル)エルアバシ、アビドゥ(ともにバーレーン)の8人
【16・5キロ】 先頭集団は井上、園田ら8人
【15キロ】 先頭が49分52秒で通過。先頭集団は井上、園田ら9人
【12キロ】 井上が集団先頭にいったん立つが、再びバトオチルが先頭に。園田は集団の5番手付近に位置
【11・5キロ】 先頭集団は井上、園田ら11人
【10キロ】 井上、園田は先頭集団で通過。先頭のタイムは33分46秒。バトオチルが仕掛け、集団から抜け出す
【6・8キロ】 バトオチル(モンゴル)が集団の先頭へ
【5キロ】 井上、園田は先頭集団で通過。タイムは17分台のスローペース
- 男子マラソン 中央ジャカルタ地区にあるモナス(独立記念塔)の前を通過する井上(左)と園田(撮影・清水貴仁)
- 男子マラソン 中央ジャカルタ地区にあるモナス(独立記念塔)の前を通過する井上(左)と園田(右)(撮影・清水貴仁)
【スタート】 日本時間午前8時2分に号砲。気温は26度。21選手がエントリー。スローペースでレース開始