日本歴代2位の自己記録20秒11を持つ飯塚翔太(27=ミズノ)が21秒08の2組2着で予選を通過した。

ジャカルタ・アジア大会の洗礼? 浴びていた。この日は3レーンを走ったが、前日までの組分けは最内の1レーンだったという。レーンは持ちタイムが速い選手が有利なレーンに入るのが一般的。飯塚は自己記録20秒11、シーズンベスト20秒34も2組トップだったが、組分けは最もコーナーが急で不利とされる1レーンに入れられていた。日本陸連を通じ、レーンの再考を求めたという。それが通ったようで「今朝になったら変わってましたね」と笑った。

この日、午後の準決勝へ向けては「アジアで勝つ価値が上がっている。準決勝でシーズンベスト近くを出し、弾みを付けたい」と話した。