男子は、東海大山形が2時間14分57秒で4年連続14度目の都大路出場を決めた。今春、右足のすねを疲労骨折したエース森優太(3年)が3区1位で復活。チーム初の4連覇に貢献した。

 森が2年連続の3区区間賞を獲得した。6秒リードでタスキを受け、後続との差を35秒に広げた。4月に疲労骨折。目標にしていた高校総体と国体出場を断念した。夏場は筋力と体幹を鍛えパワーアップ。9月の記録会では5000メートルの自己ベストもマークした。昨年全国1区48位の悔しさを味わった森は「まだ8割の出来。全国までピークにして昨年を上回りたい」と雪辱を誓った。