日本陸連は17日、都内で理事会を開き、リオデジャネイロ五輪の男女マラソン代表6人を決定した。大阪国際で優勝した福士加代子(33=ワコール)らが順当に選ばれた。この日は福士以外の五輪初出場5人が記者会見した。

 福士が陸上日本女子初の4大会連続五輪出場を手にした。過去3度は1万メートルなどのトラック種目でマラソンは初。所属先ワコールの公式HPに「私は金メダルが欲しいので、何があろうとあきらめずに覚悟を持って走ってきます」とコメントした。8月14日の五輪当日は34歳4カ月で迎えるため、日本女子マラソンで最年長出場となる。男子を含む他の5選手は五輪初代表。