100メートルで日本人初となる9秒台をマークした桐生祥秀(21=東洋大4年)は、快挙から約2時間半後の400メートルリレーにも出場した。

 東洋大のアンカー(第4走者)として登場し、混戦から猛追。順位を上げたが、1位の中央大に0秒02及ばず、39秒42の2位だった。

 「0秒02差せなかったのは悔しいです。でも、1年365日、一緒に寮にいた仲間と表彰台に上れたうれしさはあります」と喜んだ。