昨夏の世界選手権の男子400メートルリレー銅メダリスト藤光謙司(32=ゼンリン)が1日、東京・南青山で個人事務所の設立を記念したファン交流イベントを実施した。

 トークショーやクイズなどで和気あいあいとした雰囲気でファンとの親交を深めた。短期集中型の独自の練習スタイルや自身の経験をよく知ってもらうことで「心の底から応援してもらえるのではないか」と話す。会場にはモデル大倉士門(25)も駆けつけ、盛り上がりを見せた。

 5月末には個人事務所を設立した。陸上選手では極めて珍しいが「何事も経験。みんなと同じことをしたくなかったので」と笑う。競技と両立しながら、イベント企画などの業務も積極的に取り組んでいく。

 今月下旬の日本選手権(山口)の後、7月には欧州遠征を予定していることも明かした。