陸上のジャカルタ・アジア大会代表最終選考会兼日本選手権最終日は24日、山口市で行われ、男子200メートル決勝で、は飯塚翔太(26=ミズノ)が20秒34で2年ぶりに優勝し、アジア大会代表に内定した。

 飯塚は「焦らず走った。高いレベルのメンバーの中で頑張れる。ライバルに感謝したい」と現在の高レベルの短距離界の切磋琢磨を勝因にあげた。

 桐生祥秀(22=日本生命)は20秒69の4位。前日23日の100メートル決勝は10秒16の3位と、アジア大会の同種目の代表の座を逃していたが、これで200メートルでも代表圏内の2位以内を逃したため、個人代表の座は絶望的になった。