青学大が史上初となる2度目の年度3冠へ、まず出雲路を制した。2時間11分58秒で2年ぶり4度目の優勝を果たした。

1区・橋詰大慧(4年)が残り700メートルで抜け出し、トップでタスキを渡した。2区・鈴木塁人(3年)が区間賞の走りで後続を引き離し、独走態勢に入った。その後も3区・森田歩希(4年)、4区・吉田圭太(2年)5区・生方敦也(3年)6区・竹石尚人(3年)とつないだ。

3冠へは区間距離が短い出雲全日本大学選抜駅伝が最大の鬼門のはずだった。その3大駅伝初戦を制した。距離が長くなるほど、青学大の強みは増していく。一気に史上初の3冠が現実味を帯びてきた。

「大学3大駅伝」の残る2戦、全日本大学駅伝は11月4日、箱根駅伝は来年1月2、3日に行われる。