4年連続48度の箱根駅伝に挑む国士舘大が14日、都内の多摩キャンパスで壮行会を行った。

添田正美監督は「選手は15位を目標としているが、シード権が見える範囲でレースを進めていきたい」と話した。予選会は下馬評こそ低かったが、集団走を練習してきた成果も実り、8位で通過した。エントリーメンバー上位10人の1万メートル平均タイムは29分32秒73。出場21チーム中、20位だが、指揮官は「タイムだけではない強さがあると思う」と語った。

2区での起用が見込まれるハーフマラソンで1時間0分10秒の自己記録を持つケニア人留学生のヴィンセントが作った貯金を生かし、粘りのレース展開を描く。