全日本で3位に入り、箱根路で72年ぶりの優勝を狙う明大は、1区で出遅れた。児玉真輝(1年)が区間16位と失速。鶴見中継所のトップ法大との差は1分6秒となった。児玉はレース後、「15キロ時点で足がきつかった。なんとか上り坂までは粘ろうとしたが、上りきってから足が動かなくなって離れてしまった」と説明した。

先月に右足裏の外側を痛めるケガをしていたことを明かした。「12月にケガの影響であまり走り込みができなかった。練習不足が出たのかな」と語った。そんな状況でも監督が1区に指名し「監督がいけると思っていると僕は捉え、それに従いました」と出場を決めた。

全日本3位という好成績で、優勝候補にも上げられていた。その気負いについて問われ「トップとの差を意識しながらのレースだった。そういう意味ではプレッシャーや緊張はあったのかな」と述べた。