男子の仙台育英(宮城)は、全員区間賞の2時間3分46秒で7連覇。12月26日に京都で開催される全国高校駅伝に30連覇を達成した女子とともにアベック出場を決めた。

男子の仙台育英も女子同様に首位を1度も譲らず、完全優勝を成し遂げた。エース区間の1区10キロは向かい風の中で吉居駿恭(3年)が、利府・野沢悠真(3年)と激しく競り合い、残り300メートルからスパート。6秒先着する29分37秒で区間賞を獲得し、後続に勢いをもたらした。「前半で離せるのがベストだったが、最低限、区間賞という気持ちで走りました」。1年時から3年連続出場となる12月の全国高校駅伝は「1区で全国トップレベルの選手と勝負できるようないい走りをして、優勝に貢献したい」と力強く意気込んだ。