9区(23・1キロ)で、青学大の中村唯翔(3年)が1時間7分15秒と、08年84回大会の篠藤淳(中央学院大)の1時間8分1秒を14年ぶりに更新する区間新をマークした。8区の佐藤一世(2年)から「楽しいですよ」と受け継いだタスキを、「そのとおり、23・1キロを走れて楽しかった」と、最高の走りで最終10区につなげた。
出走前から「区間新を狙っていたので、更新できてうれしい」。それでも最初の5キロを想定より速いペースで走り「後半は大丈夫かな」と不安もよぎった。しかし、そんな心配もどこ吹く風で「優勝のことだけを考えて走った」ことで区間新を出した。
前回はエース区間の2区を走り区間14位。11月の全日本大学駅伝でも2区で区間14位と沈んだ。「去年(の箱根)悔しい思いをして、全日本も悔しかった。この2本の駅伝の借りは返したいと思っていた」と、見事な走りで雪辱を果たした。

