青学大が2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。10時間43分42秒。2位には10分51秒遅れで順大が続き、3位駒大、4位東洋大、5位東京国際大、6位中大、7位創価大、8位国学院大、9位帝京大、10位法大。

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大会終了後、最優秀選手にあたる金栗四三杯の受賞者が発表され、中大1区の吉居大和(2年)と青学大9区の中村唯翔(3年)が選出された。

◆吉居(中大)の選考理由「スタートから思い切ったレース、大幅に更新したことを評価」

◆中村(青学大)の選考理由「今回は風ほとんどない中、大幅な区間新記録は評価できる」

中村「正直ビックリしているが、素直にうれしいです。9区はずっと希望していて、区間新記録を出したいと思っていて、最低でも区間賞と思っていた」とコメントした。

◆金栗杯 04年の第80回から創設された最優秀選手を表彰する賞。大会創始者の1人で、日本マラソンの父とも呼ばれる故金栗四三(しそう)氏が唱えた「箱根から世界へ」の思いが込められている。初代受賞者は、学連選抜で5区を快走した筑波大・鐘ケ江幸治。2人同時受賞は、07年の東海大・佐藤悠基、順大・今井正人以来2度目。