中大1区の吉居大和(3年)が、区間新に、あと2秒迫る22分32秒(速報値)の好タイムをたたき出し、トップでたすきを渡した。

序盤から先頭に立ち、最初の1キロを2分37秒で通過すると、中間地点の4キロを11分ちょうどで通過。終盤に差を詰められかけたものの、残り約500メートルで再び後続を突き放した。

「風が強く、最初はどういう流れになるか分からないところもあったが、自分の100パーセントを出そうと思った。自分のペースで走った」西風4・0メートル。強い追い風にも乗って驚異的なタイムを記録した。

今年1月の箱根駅伝でも1区で15年ぶりの区間新をマークし、MVPを受賞した。今大会前日には、自身のツイッターに「つかみはド派手に」と投稿していたが、言葉通りの快走。9年ぶりの出場で初優勝を目指す中大を勢いづけた。

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