3大駅伝デビューとなった駒大の1年生、佐藤圭汰が区間新記録の快走をみせた。

2区(5・8キロ)で2位でタスキを受けると、スピード感豊かにすぐに先頭の中大をとらえる。以降もハイペースを刻み続けて、先頭で3区の中継地点に飛び込んだ。タイムは15分27秒。17年大会で青学大の田村和希が樹立した15分47秒を20秒も更新し、「走る前から区間新を目標にしていた」と振り返った。

洛南では1500メートルで3分37秒18の高校記録を樹立しているスーパールーキー。駒大はチーム初、史上5校目の3冠に挑む。「特にプレッシャーはない。やってきた成果を出したかった。3冠に少しでも貢献できるように」と泰然と話した。さらに「最初は良い感じでしたが、後半2キロで差し込みがきて。80点くらい。100点ではないです」とも。大八木弘明監督にとっても、頼もしい戦力が登場した。

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