コロナ禍で過去2大会は陸上自衛隊立川駐屯地内の周回コースで行われたが、今年は3年ぶりに立川市街地や国営昭和記念公園も走るコースに戻された。

主催する関東学生陸上競技連盟は約2週間前、有吉正博会長名義で「応援に関するお願い」をホームページで告知。「選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます」と、今年も応援自粛とテレビ観戦を呼びかけた。それでもふたを開けてみれば、中継映像には沿道で応援する多くのファンの姿が映し出された。

「お願い」を無視したファンに対してSNSで批判の声も上がった一方で、プロ野球など多くのスポーツイベントでは有観客開催が当たり前となりつつある。サッカーJリーグでは声出し応援も一部エリアで再開された。そうした中で「駅伝も応援自粛をやめるべきではないか」など、運営判断を疑問視する意見も相次いだ。

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