箱根駅伝予選会が東京立川市で行われた。 昨年より2校増の43校が参加し、各校上位10選手の合計タイムで競い、10位までが本戦に出場となる。

距離はハーフマラソン(21・0975キロ)で、東京・陸上自衛隊立川駐屯地を出発し、立川市街地から国営昭和記念公園でゴールとなるコースに戻る。

6位で通過した立教大(立大)は、55年ぶりの本大会切符を獲得。1968年(昭43)1月の第44回大会で11位(出場15校)になって以来で、54年のブランクは箱根駅伝史上最長となる。大東文化大、明大などが予選を通過した一方で、常連校の神奈川大、中央学院大は落選となった。

55年ぶりの本大会切符を手にし選手たちから胴上げされる立大・上野監督(中央)(撮影・横山健太)
55年ぶりの本大会切符を手にし選手たちから胴上げされる立大・上野監督(中央)(撮影・横山健太)
レースを終え、立大・上野監督(左)に声をかける東海大・両角監督(撮影・横山健太)
レースを終え、立大・上野監督(左)に声をかける東海大・両角監督(撮影・横山健太)
スタートの準備をする各大学の選手たち(撮影・横山健太)
スタートの準備をする各大学の選手たち(撮影・横山健太)

予選会エントリー一覧

1位で本大会切符を手にし笑顔を見せる大東大の選手たち(撮影・横山健太)
1位で本大会切符を手にし笑顔を見せる大東大の選手たち(撮影・横山健太)

最終順位

(1)大東文化大 10時間40分39秒

(2)明治大 10時間41分41秒

(3)城西大 10時間42分09秒

(4)早稲田大 10時間42分29秒

(5)日本体育大 10時間43分34秒

(6)立教大 10時間46分18秒

(7)山梨学院大 10時間46分55秒

(8)専修大 10時間46分56秒

(9)東海大 10時間47分03秒

(10)国士舘大 10時間48分55秒

※10位以内が本大会出場へ

(11)神奈川大 10時間49分29秒

(12)中央学院大 10時間51分25秒

(13)日本大 10時間52分02秒

(14)麗澤大 10時間52分40秒

(15)筑波大 10時間53分50秒

(16)日本薬科大 10時間55分00秒

(17)東京農業大 10時間55分01秒

(18)拓殖大 10時間55分44秒

(19)駿河台大 10時間56分07秒

(20)芝浦工業大 10時間59分27秒

55年ぶりの本大会切符を手にし歓喜する立大の選手たち(撮影・横山健太)
55年ぶりの本大会切符を手にし歓喜する立大の選手たち(撮影・横山健太)
55年ぶりの本大会切符を手にし歓喜する立大の選手たち(撮影・横山健太)
55年ぶりの本大会切符を手にし歓喜する立大の選手たち(撮影・横山健太)
55年ぶりの本大会切符を手にしガッツポーズする立大・上野監督(中央)(撮影・横山健太)
55年ぶりの本大会切符を手にしガッツポーズする立大・上野監督(中央)(撮影・横山健太)

ゴール地点

武蔵野学院大のワンジク・チャールズカマウが2年連続トップとなる1時間58秒でゴール。専大・木村暁仁が全体8位となる日本人トップの1時間2分32秒でフィニッシュ。専大選手の日本人トップは16年ぶり。(タイムは速報値)

日本人トップでゴールしガッツポーズする専大・木村(撮影・横山健太)
日本人トップでゴールしガッツポーズする専大・木村(撮影・横山健太)
全体トップでゴールする武蔵野学院大・ワンジル(撮影・横山健太)
全体トップでゴールする武蔵野学院大・ワンジル(撮影・横山健太)

17.4キロ地点

折り返し地点。武蔵野学院大のワンジク・チャールズカマウが49分56秒でトップ通過。専大・木村暁仁が51分10秒で日本人トップタイム。

【チーム順位】

(1)早稲田大

(2)大東文化大

(3)明治大

(4)城西大

(5)立教大

(6)山梨学院大

(7)東海大

(8)日本体育大

(9)神奈川大

(10)専修大


15キロ地点

武蔵野学院大のワンジク・チャールズカマウが43分17秒でトップ通過。日本人トップ集団は、早稲田大・井川龍人が44分20秒、明大・富田峻平が44分21秒で通過。

【チーム順位】

(1)明大

(2)早稲田大

(3)大東文化大

(4)城西大

(5)立教大

(6)山梨学院大

(7)東海大

(8)中央学院大

(9)神奈川大

(10)日本体育大


10キロ地点

武蔵野学院大のワンジク・チャールズカマウ、日本薬科大のノア・キプリモが29分11秒で通過。先頭集団を引っ張る。チームトップ通過は明大。

【チーム順位】

(1)明大

(2)城西大

(3)立教大

(4)山梨学院大

(5)早稲田大

(6)大東文化大

(7)中央学院大

(8)神奈川大

(9)拓殖大

(10)日本大


5キロ地点

先頭集団が14分48秒で通過。個人トップは上武大のカマウ・パトリックの14分50秒。チームトップ通過は明大。

【チーム順位】

(1)明大

(2)城西大

(3)亜細亜大

(4)立教大

(5)芝浦工大

(6)拓殖大

(7)山梨学院大

(8)日本大

(9)筑波大

(10)早稲田大


スタート

天候はくもり、午前9時33分号砲。気温19.8度、湿度79%、風向きは北北東。

ゴールする立大・国安(右)(撮影・横山健太)
ゴールする立大・国安(右)(撮影・横山健太)
10月15日の箱根駅伝予選会、全体9位でゴールした早大・井川(右)
10月15日の箱根駅伝予選会、全体9位でゴールした早大・井川(右)
2位で本選出場を果たした明大の選手たち(撮影・横山健太)
2位で本選出場を果たした明大の選手たち(撮影・横山健太)
3位で本選出場を果たした城西大の選手たち(撮影・横山健太)
3位で本選出場を果たした城西大の選手たち(撮影・横山健太)
7位で本選出場を果たした山梨学院大の選手たち(撮影・横山健太)
7位で本選出場を果たした山梨学院大の選手たち(撮影・横山健太)
8位で本選出場を果たした専大の選手たち(撮影・横山健太)
8位で本選出場を果たした専大の選手たち(撮影・横山健太)
9位で本選出場を果たすが険しい表情の東海大の選手たち(撮影・横山健太)
9位で本選出場を果たすが険しい表情の東海大の選手たち(撮影・横山健太)
11位となり肩を落とす神奈川大の選手たち(撮影・横山健太)
11位となり肩を落とす神奈川大の選手たち(撮影・横山健太)
13位となり肩を落とす日大の選手たち(撮影・横山健太)
13位となり肩を落とす日大の選手たち(撮影・横山健太)
18位となり肩を落とす拓大の選手たち(撮影・横山健太)
18位となり肩を落とす拓大の選手たち(撮影・横山健太)

◆予選出場校(43校)

東海大、神奈川大、早大、明大、国士舘大、中央学院大、日体大、山梨学院大、駿河台大、専大、拓大、大東大、筑波大、上武大、城西大、立大、流通経大、東農大、慶大、東京経大、日大、亜大、日本薬科大、武蔵野学院大、芝浦工大、育英大、関東学院大、麗沢大、桜美林大、明学大、立正大、平成国際大、湘南工大、東大、一橋大、帝京平成大、東大大学院、東工大、高崎経大、東京理大、清和大、成蹊大、埼玉大


本戦出場校

※シード校

青山学院大 15年連続28回目

順天堂大 12年連続64回目

駒沢大 57年連続57回

東洋大 21年連続81回目

東京国際大 6年連続7回目

中央大 6年連続96回目

創価大 4年連続6回目

国学院大 7年連続16回目

帝京大 7年連続16回目 

法政大 8年連続83回目

力走する立大・林(中央)(撮影・横山健太)
力走する立大・林(中央)(撮影・横山健太)
力走する立大・国安(撮影・横山健太)
力走する立大・国安(撮影・横山健太)
力走する立大・安藤(左)と関口(撮影・横山健太)
力走する立大・安藤(左)と関口(撮影・横山健太)
力走する立大・服部(左)と山本(撮影・横山健太)
力走する立大・服部(左)と山本(撮影・横山健太)
力走する、左から立大・吉屋、忠内、内田(撮影・横山健太)
力走する、左から立大・吉屋、忠内、内田(撮影・横山健太)
55年ぶりの本大会切符を手にしガッツポーズする立大・上野監督(左)と金城主将(撮影・横山健太)
55年ぶりの本大会切符を手にしガッツポーズする立大・上野監督(左)と金城主将(撮影・横山健太)
スタートする各大学の選手たち(撮影・横山健太)
スタートする各大学の選手たち(撮影・横山健太)
スタートの準備をする立大の選手たち(撮影・横山健太)
スタートの準備をする立大の選手たち(撮影・横山健太)