7区(21・3キロ、小田原~平塚)で、駒大・安原太陽(3年)が順調に飛ばした。最初の1キロを2分43秒で入ると、その勢いで後続との差を広げようした。

47秒差から追う中大は、当日のエントリー変更で投入された千守倫央(4年)が食らいつく。1万メートルの持ちタイム28分15秒40はこの区間では最速。持ち味のスピードで追った。

だが安原も安定した走りでトップを守ってリレー。1時間3分18秒の好記録だった。2位の中大とは43秒差となっている。

5位の国学院大はルーキー上原琉翔(1年)が快走を見せ、38秒先行していた早大の鈴木創士(4年)を逆転。3位に浮上した。沖縄・北山出身。南国からやって来た男が鮮やかなデビューを飾った。1時間3分21秒だった。

トップの駒大から6分55秒差の6位でスタートした創価の絶対エース葛西潤(4年)も懸命に追い上げた。昨年4月の日本学生個人選手権1万メートルで優勝している実力を発揮し、5位へと順位を上げた。

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