前回大会で区間新記録をマークした2区で駒澤大の佐藤圭汰(2年)が区間賞の走りで独走状況を作った。

2位のアイビーリーグ選抜と8秒差の先頭でタスキを受けると、5000メートル代表で出場したアジア大会(杭州)から中4日の強行軍もなんのその。2位の青山学院大との差を39秒に広げ、1位で3区にタスキをつないだ。

ただ、レース後には表情は曇った。16分8秒の区間賞は青学大の黒田朝日(2年)と同タイム。「昨年より50秒くらい遅い。アジア大会があったとはいえ、悔しいです」と反省した。

同区間ではライバル校のマークも受ける存在だった。中大の藤原監督は前日の記者会見で「(佐藤圭汰くんがおそらく2区だろうということで、『圭汰シフト』で中野(翔太)をぶつけて、何とか競り勝ちたいなというもくろみです」と明言していた。

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