北海道地区から唯一の出場した札幌学院大は合計タイム11時間20分26秒で37位だった。100回大会を記念し、全国の大学に門戸を広げて開催。同大学にとって歴史的なチャレンジとなったが、ハーフマラソンの自己ベストを更新する選手もいるなど、11月の全日本学生駅伝につながるレースとなった。

チーム内の日本人選手で最速の1時間5分50秒でゴールした佐藤魁良寸(3年)は「沿道からの応援がある中で走るのは初めてだった。終盤でペースを上げる狙い通りの走りができた」と手応えを示した。

関東以外からは同大学を含む11校が出場。全体では史上最多の57校による予選会となった。大東文化大が10時間33分39秒で優勝。上位13校が本戦出場権を獲得した。各校14人までのエントリー選手のうち、10~12人が出走し、チーム上位10人の合計タイムで競った。