第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)の区間エントリー29日に発表され、昨季2位から28年振りの総合優勝を目指す中央大の布陣が決まった。

2区は大エースの吉居大和(4年)が担う。前回大会では駒大の田沢、青学大の近藤との競り合いを制して区間賞を獲得。チームを1位に押し上げた。「もう1度2区を走り、区間新を狙いたい」。先日の取材会では、21年東京国際大のビンセントが記録した1時間5分49秒を破ることを宣言。今季の駅伝では出雲は欠場、全日本は3区で区間11位と苦しんでいる。最後の箱根路での快走に期待がかかる。

3区にも前回区間賞の中野翔太(4年)を起用され、序盤の2、3区で一気に流れをつかみにいく。補員ににも1万メートル28分12秒17を持つ湯浅仁(4年)、吉居大和の弟の駿恭(2年)も控えた。

史上初の2季連続3冠を狙う駒大を止める筆頭候補。スピードランナーをそろえる最多14回の優勝を誇る古豪が復活の走りをみせる。

<区間エントリー>

1区 溜池一太(2年)

2区 吉居大和(4年)

3区 中野翔太(4年)

4区 伊東夢翔(2年)

5区 山埼草太(1年)

6区 浦田優斗(3年)

7区 本真颯(1年)

8区 阿部陽樹(3年)

9区 山平怜生(3年)

10区 柴田大地(1年)

 

補員 園木大斗(4年)、湯浅仁(4年)、白川陽大(2年)、吉居駿恭(2年)、吉中祐太(2年)、佐藤蓮(1年)