第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日に発表された。「山の神」候補と呼ばれるランナーも、山登りの5区や補員に登録された。

史上初の2季連続3冠に挑む駒澤大(駒大)は、5区に22年同区間4位の金子伊吹(4年)、6区に帰山侑大(2年)を配置。前回5区区間4位の山川拓馬(2年)と同6区区間賞の伊藤蒼唯(2年)はともに補員に登録し、当日変更でどの区間へ投入されるのかに注目が集まる。

3冠阻止をかけるライバル校では、前回2位の中央大が山崎草太(1年)を配置。過去2年で5区出走の阿部陽樹(3年)は8区に登録された。

前回3位の青学大は、22年5区区間3位の若林宏樹(3年)を5区に登録。前回大会はコンディション不良で出走できなかった経験者は、2年ぶりの山登りが有力視されている。

前回大会で5区区間新記録を樹立した“山の妖精”こと城西大・山本唯翔(4年)も5区投入。今春に東海大から創価大へ編入し、出雲駅伝5区、全日本大学駅伝5区で区間賞を獲得した吉田響(3年)も5区に登録された。

その他にも、前回4位の国学院大は上原琉翔(2年)、順大は石井一希(4年)、早大は工藤慎作(1年)を登録した。

節目の第100回大会まで4日。「4代目・山の神」は降臨なるか-。