西山雄介(29=トヨタ自動車)が日本勢トップ、自己記録を1分以上更新する2時間6分31秒の9位でゴールしたが、それでもパリ行きの設定記録には41秒届かなかった。20キロ付近では転倒のアクシデントに巻き込まれたが、心を乱すことなく奮起。最後まで全力を振り絞った。記者会見での一問一答は以下の通り。

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-今日のレースを振り返って

「本当に五輪に行きたかった。そのひと言に尽きる」

-4度目のフルマラソン。過去と比較して手応えや反省

「マラソンに臨む過程は、自分の中で毎回アップデートしている。今回は今までで1番いい状態でスタートラインに立てた。設定タイムの2時間5分50秒を切る練習をしてきたし、自信もあった。ただ、やっぱり結果的には全然足りなかった。悔しいの一言」

-残り1枠の重圧は

「その1枠は自分のものだとずっと思いながら練習してきた。重圧は特に感じていなかった」

-五輪を目指すのはこれが最後という話もあった。ランナーとしての今後は

「パリ五輪を最大目標としていて、今回出場がかなわなかった。その先というのは本当にまったく考えていない。すべてをここに懸ける思いでやってきた。もう少しゆっくりして、自分が今後どうするのかを考えていきたい」

-入りの5キロが遅かった

「やはり遅く感じた。ハーフなら62分ちょうどぐらいで入って欲しかったというのが率直な気持ちだったけれど、そこは割り切って、仕方がないと思いながら走った。ペースメーカーが外れてから、自分で積極的なレースをしなければとも思っていた。後半は積極的なレースを心がけた」

-レースプランに狂いも

「そこで焦って自分の走りを見失ってしまっては元も子もないので。冷静に割り切って、自分の走りをすることを心がけた」

-家族の存在について

「妻と、1歳4カ月ぐらいになる娘がいる。日々支えてくれている妻への感謝の気持ちがある。娘が日々成長していく姿を見て、僕自身も同じように成長していきたいとも感じた。それこそもう、歩いたと思ったら急に階段を上り始めていた。息を切らしながら階段を上っていた。そんな姿を見て、僕自身ももう少しだけ頑張って、娘と同じように成長していきたいと思った。2人を一緒にパリに連れていきたいという一心で今回は臨んだ」

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