日本陸連は19日、パリ五輪代表選考を兼ねて実施される日本選手権1万メートル(5月3日・静岡スタジアム)のエントリー選手を発表し、女子は昨年の世界選手権7位の広中璃梨佳(日本郵政グループ)やアジア選手権覇者の小海遥(第一生命グループ)らが名を連ねた。広中は参加標準記録(30分40秒00)を突破すれば、日本陸連の選考基準を満たして代表に決まる。

広中以外の選手は参加標準(男子は27分0秒00)を突破した上で優勝すれば代表入り。男子は昨年12月の日本選手権で日本新記録(27分9秒80)を樹立した塩尻和也(富士通)や太田智樹、田沢廉(以上トヨタ自動車)、パリ五輪マラソン代表の赤崎暁(九電工)らが登録された。