陸上女子100メートル障害で24年パリ五輪(オリンピック)準決勝に進出した田中佑美(27=富士通)が12日、日体大の東京・世田谷キャンパスで行われた「月経とコンディショニング」をテーマにしたイベントに出席。薬の副作用について医師に相談しながら、月経に対処してきた自身の経験を語った。
婦人科を初めて受診したのは大学3年時。以前から月経中のユニホームの着用や生理痛や腰痛に悩まされていたといい、インカレと重なりそうになったことから時期をずらす方法を調べたという。「産婦人科に行くのに恥ずかしいとか、そういう気持ちは私、あまりない方で」といい、「誰に相談することもなく、1人で胸を張って産婦人科を受診しました」と振り返った。
一方で、最初に服用した中用量ピルでは、吐き気などで練習がつらくなるほどの副作用があった。医師に相談して薬を変更した後も不正出血が続き、その後、研修で別の薬を知ったという。現在については「問題なく、やっと自分に合う薬に巡り合えたと思って服用しています」と、体に合った服薬の大切さを説いた。
トークセッションにはバドミントンの五十嵐有紗(BIPROGY)、日体大の須永美歌子教授も登壇。須永教授は「自分の症状をきちんと伝えて、それを解決するために薬を選んでいくことが大事」と解説。「どの薬がいいのか、それとも飲まない方がいいのかは、お医者さんと相談して決めていただきたい」と呼び掛けていた。

