九州の晩秋の風物詩、九州一周駅伝グランツール九州が今年の62回大会で終了することが5日、大会事務局から発表された。

 同大会は1952年(昭27)に70区間、1090・29キロを走破する世界最長距離の駅伝としてスタート。君原健二、宗兄弟、伊藤国光、谷口浩美、森下広一ら日本を代表するマラソンランナーを輩出してきた。しかし交通事情の変化で渋滞の発生、近隣住民からの苦情などが増え、また警察の指導で警備員増など対応したが、運営費の増加による経費の問題も加わり、今年での終了が決まった。大会事務局の西日本新聞社・蔵本泰慶企画事業局長(56)は「多くのファンに支えられてきた。残念ではありますが、時代の変化についていけなくなった。ただ、一定の役目は終えたと思います」と話した。最後となる今年は10月27日から8日間(51区間、739・9キロ)行われる。