<世界陸上>◇30日◇女子5000メートル予選◇韓国・大邱スタジアム

 惜しくも予選通過がならなかった絹川愛(22=ミズノ)は、「1万メートルの結果のショックで出場するかどうかぎりぎりまで悩んだ。レースは、必死でくらいついた。1万、5000ともに非常に悔しい。もう1回出直してロンドンを目指したい」と時折目に涙をためながら話した。

 予選第1組に新谷仁美(23=佐倉AC)とともに出場した杉原加代(28=デンソー)も予選通過ならず、「ペースの上げ下げの厳しさなど普段では経験できないことを経験できた。この経験を今後は結果に結び付けていきたい」と語った。