<世界陸上>◇3日◇男子やり投げ決勝◇韓国・大邱スタジアム

 世界選手権初出場のドイツの若き新星、マティアス・デツォルド(23=ドイツ)の左腕から放たれた1投目が金メダルをもたらした。86メートル27は、自身のシーズンベスト。「コーチから1投目に勝負しろと言われた。良い結果となって本当に良かった」と世界でも数少ないやり投げのサウスポーは、笑顔で語った。

 連覇を狙ったアンドレアス・トルキルドセン(29=ノルウェー)は84メートル78の2位の成績に「私にとって銀メダルはただの2位。負けたことを意味する。今日は運がなかった」と語った。

 3位はギジェルモ・マルティネス(30=キューバ)で84メートル30だった。