リカルド・カラパス(エクアドル=モビスター)が集団スプリント勝負を制し、第4ステージ優勝を飾った。

残り10キロで逃げが集団に吸収され、残り6・4キロでクラッシュが発生。集団が分断され先頭は二十数人となり、ゴール直前で抜け出したカラパスがカレブ・ユアン(オーストラリア=ロット・スーダル)の猛追を振り切ってトップでフィニッシュした。2位はユアン、3位はディエゴ・ウリッシ(イタリア=UAEチーム・エミレーツ)。落車を免れたプリモジュ・ログリッチ(スロベニア=ユンボ・ヴィスマ)は先頭から2秒遅れの6位でゴールし、総合首位を守った。

総合ではサイモン・イエーツ(英国=ミッチェルトン・スコット)が35秒遅れの2位、ビンチェンツォ・ニバリ(イタリア=バーレーン・メリダ)が39秒遅れの3位。優勝候補のトム・ドゥムラン(オランダ=サンウェブ)は落車に巻きこまれ4分4秒遅れの96位でゴールし、総合は4分30秒遅れの56位まで転落した。

前日の第3テージで単独の逃げを決めて健闘した初山翔(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)は、18分1秒遅れの171位で、総合は36分54秒遅れの171位。