ツール・ド・フランスを連覇したアルベルト・コンタドール(スペイン=アスタナ)がドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、暫定的に資格停止としたと国際自転車連合(UCI)が30日、発表した。極めて微量のため継続調査する。

 UCIによると、ドイツの検査機関が大会期間中の7月21日に採取した尿検体から禁止物質を検出した。A検体と予備のB検体も陽性反応を示した。世界反ドーピング機関(WADA)の規定に比べて検出量が400分の1と微量のため、さらに調査中という。

 コンタドールは30日にスペインで記者会見を開く。