3月の世界選手権4位の「ゆなすみ」こと長岡柚奈(ゆな、21)森口澄士(すみただ、24)組(木下アカデミー)が今季初戦としてSPに臨み、63・06点で8組中4位となった。
新演目「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番」に合わせ、冒頭では長岡が森口の頭上で3回転するツイストリフトに成功。2人横並びで跳ぶサイドバイサイドジャンプの3回転ループ、女性が男性に投げられながら跳ぶスロー3回転ループはともに長岡が手をついて減点となったが、持ち前のスピード感のある演技を通した。長岡はやや悔しげな表情を見せたが、森口が笑顔で肩に手を添えた。
苦難を乗り越えて、今大会を迎えた。今季はミラノ・コルティナ五輪金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来さん、木原龍一さん組の後継者として期待された中、長岡は4月に右足を疲労骨折。7月に氷上練習を再開したものの、8月には交通事故で左足をケガした。短期間で2度目の負傷となった中、2人で足並みをそろえ、8月末から再び歩み始めた。
9月下旬からはドイツ・ベルリンへ渡り、昨季から師事するサヴィン・コーチらのもとで合宿に参加。昨季世界選手権王者の「ハゼボロ」ことミネルバ・ファビエンヌ・ハーゼ、ニキータ・ボロディン組(ドイツ)らと切磋琢磨(せっさたくま)し、中国杯へ調整を進めていた。
SP首位はロシアのミーシナ、ガリアモフ組(AIN)で74・69点。2位以降はメテルキナ、ベルラワ組(ジョージア)が67・06点、アコポワ、ラフマニン組(アルメニア)が66・34点で続いた。
フリーは7日に行われる。


