どーもです。PRGRのニューモデル「RSX」シリーズを試打できました。同シリーズのドライバーは「RSX RS」「RSX RSF」に加え今作から「RSX RS MAX」の3モデルをラインアップしています。今日紹介するのは「RSX RSF」ドライバーです。「RSX RSF」ドライバーは従来通り、左を気にせずたたけるモデルだと思いますが、その変に変わりはないのか? そして、先代から進化したポイントをボクでも感じられるのか? 早速いってみましょう。


まずが見た目から。


まず先代からの変更点はウエートポジションです。ソール後部は変わりませんが、トウ側に配置されていた先代に対し、「RSX RSF」ドライバーはソールほぼ中央への配置となっていました。多少、つかまりも意識したのでしょうか?

フェースはセミディープ。形状的には「RSX MAX」ドライバーがそのままセミディープ化した感じ。

ボディもセミディープ。これも形状的には「RSX MAX」ドライバーに近い感じで、もしかしたら今回は「RSX MAXドライバーがベースだったりして?」とか疑ってしまうほどでした。

後ろ姿はこんな感じ。ネック側にボリュームがある感じですが、やはり、つかまりは意識しているのかもしれませんね。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は大き過ぎず、小さ過ぎず。形状的には「RSX RS」ドライバーとほぼ同じですが、めっちゃフェースが開いていますよね。さすが「F」!!

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「ツアーAD for PRGR」Sフレックス(M43)装着モデル。スペックは、ロフト角10度、ライ角56度、長さ45.5インチ、総重量310g、バランスD3。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量56g、トルク4.3、中元調子。


試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。


持ってみた感覚ですが、重量的にはまずまず。昨日紹介した「RSX RS」ドライバーよりも気持ち重めに感じたけど。実際には2g重くなっていました。グリップも太めですが、太め好きなボクにとってはいい感じ。「RSX」シリーズは従来モデルよりも、グリップがやや太めになっていました。シャフトを手でしならせてみるとS(M-43)らしい硬さで、しなりポイントはほぼ真ん中。「RSX RS」ドライバーよりも手元がよりしっかりした感じです。ワッグルしてみると、ヘッドの振れ幅は「RSX RS」ドライバーよりもやや少なめ。素振りしてみると、バランスのわりには、よりシャープに振れそうなイメージでした。


実際に打ってみると、マジでビックリ!!  いきなり、薄いドロー系でめっちゃ強弾道ショット! 立ち会ったメーカー担当者からも思わず「おぉ~!」と声が漏れていましたが、データを確認すると260yオーバー! これ、現時点での2024年最大飛距離をマークでした。その後も持ち球は出ず、さすがにこの辺は「RSF」といった感じ。しかも、多少打点がブレても飛距離的にはほぼ100%250yオーバーというぶっ飛びぶりでした。ただし、かなりフェースが開いているように見えるので、スライサーが構えたら違和感を覚えるかもしれません。シャフトもよりたたける雰囲気で、これはもう左を気にせずたたきたいヒッター向けですね。先代よりも飛距離を期待できそうなモデルでした!


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データがこちら


【3球平均】

HS44.1m/s、初速63.8m/s、打ち出し角15.7度、バックスピン量2532.6rpm、サイドスピン-131.2rpm、飛距離258.5y

【ベスト】

HS44.3m/s、初速64.1m/s、打ち出し角17.2度、バックスピン量2142.6rpm、サイドスピン-30.6rpm、飛距離263.6y


打感はソリッド系。弾き感とマイルド感がちょうど半々な感じ。音は小気味のいいシャッター音系でシュパッ!!と行った感じの中高音系。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら

弾道的には高弾道ですが、これは“ある程度たたいて”という条件付きになるかもしれません。いわゆるオートマチック系とは確実に違う感じで、ボールの上がり方は、「RSX RS」ドライバーとも若干違う感じでした。ボクはシャフトとの相性を疑っているので、その辺は後述します。スピン量も決して多過ぎず、少な過ぎず。打点や打ち方でバラツキはあると思いますが、それでも適量範囲だと思います。


出球傾向は、ボクのスイングでいい感じのストレートから薄いドロー系。腐れフッカーのボクが左への打ち出しを気にせずたたけるモデルですが、油断するとプッシュアウトで右にドーンと出て戻ってこないなんてことも…(汗)。先代よりは、若干つかまりを意識しているような気配も!?


シャフトフィーリングと振り感ですが、「RSX RS」ドライバーの「TENSEI for PRGR」と同じ中元調子ですが、より手元がしっかりした感じ。「RSX RS」ドライバーで感じた、切り返しで手元がクッとしなってできるタメ感は、ほぼ感じられませんでした。また、ボールの上がり方で書いたシャフトの件ですが、ボク的には「ツアーAD for PRGR」のほうが先端部にもしっかり感があるように感じました。その分、ある程度HSのあるヒッタータイプ向けかなと思いました。


今回ボクが試打した限りで、このスペックで最低HS42~43m/sは必要な感じで、これはもうヒッタータイプ向けですね。ある程度たたかないとボールが上がり切らないイメージに加え、ボールもつかまえ切れないような感じでした。従来モデルよりも、その辺のすみ分けがより鮮明に分けられたような感じもしました。左を気にせずたたけるモデルであることは間違いないし、これまで以上の飛距離を期待できるモデルだと思います。

<PRGR「RSX RSF」ドライバー>

■KAZ'sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:10▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:10

■ヘッド: ボディ=チタン(Ti-8Al-1V-1Mo)+ウエート=8g(ステンレス/SUS630)、3g(チタン/Ti-6Al-4V)、フェース=チタン(Ti-6Al-4V)

■シャフト(重量/トルク/調子):「ツアーAD for PRGR」(S=56g/4.3、SR=51g/4.7/中元調子)。

■価格:1本9万5700円 ※価格は税込み

■発売予定日:2024年7月12日