どーもです。ヨネックスの新製品を試打できました。が…、もう最初に謝っておきます。皆さんに頭を下げなくてはならないくらいの“不調”で、自分でも不本意な結果となってしまいました。余りも不本意だったので、実は、数日後に打ち直しもしています。それでも、結果はほぼ同じ。このままの調子だと“引退”の二文字が…などと思ってしまうほどでした。せっかく試打クラブを手配していただいたヨネックスさんには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。そんなレポになってしまいますが、良かったらお付き合い下さい。
今回の「EZONE GT」シリーズは2タイプのドライバー&FW、UT、アイアンですが、ドライバーは先代「EZONE GT 450」および「同425」から「EZONE GT TYPE-S」(以下「タイプS」)および「同TYPE-D」に変更されていますが、「タイプS」から行ってみましょう。
まずは見た目から。
今回、ヘッド体積的には460cm3のみ。これは昨今の高慣性モーメントを意識してかもしれませんね。なお、新作の注目ポイントはソールの赤い部分です。「Strike Speed Carbon」と命名された新構造。素早いしなり戻りと高い復元力を生む先進カーボンをソール部に複合したことで、オフセンターヒットでも高初速で飛ばすことができるようです。
フェースはシャローだけど、「EZONE GT450」ドライバーよりはディープにも見えました。トップラインの膨らみがそう感じさせたのかもしれません。ヨネックスのお家芸“縦ミーリング”はしっかり継承されていました。
ボディもシャロー。「EZONE GT450」ドライバーよりも、やや丸みを帯びたような形状に見えました。
後ろ姿です。「EZONE GT450」ドライバー同様サイドウオールが設定され、その中央にウエートが配置されていました。
構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は大きめ。形状的にも丸型で、この辺のイメージは「EZONE GT450」ドライバーに近い感じかな。なお、塗装は変わって、新作はマット仕上げでした。
今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「RK-04GT」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角58.5度(STD)、長さ45.5インチ、総重量309g、バランスD2.5。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量58g、トルク3.0、中元調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールを使用。
持ってみた感覚ですが、重量的には気持ち軽め。でも、グリップの太さは、太め好きなボクが握って、「いいじゃん!!」って感じ。ここは大きな変更点かもしれません。シャフトを手でしならせてみると、先代よりもしっかりした感じで、SフレックスらしいS。しなりポイントは、真ん中よりもやや手元寄り。なお、見た目でも、シャフトの手元部分が太めに見えました。ワッグルしてみると、ヘッドの振れ幅は思った以上に少なめ。素振りしてみると、「あれ? 結構ハードじゃない?」みたいな印象でした。
実際に打ってみた第一印象は、「先代よりもしっかりしていて、たたけそう」でした。実際、振りやすさはあるし、結果的にも決して悪いというわけではありませんが、「あの手応えならもっと良い結果でも…」といった思いもありました。“ゴルフ体験主義史上最悪”といっても過言ではない不調さを自覚していましたが、冷静に考えれば、おそらくその時点でいつもと違んですよね。そこにきて、「思った以上にしっかりしているじゃん!」や「もっと良い数値を出せるはず!」と思い、振ってしまったのがおそらく地獄の一丁目。そこからは完全に迷子状態。逆球のドスライスは出るわ、切り返しで力むわ、インパクトでグリッププレッシャーが変わるわなどと、振り返ればそんなミスのオンパレードで、ムダ球を消費。「1本目からこれで大丈夫か!?」となり、実際ダメで打ち直しもしました。ただし、そんな試打の中でもこの「タイプS」はまだ、ボク的には許せる結果で、印象的には強弾道の弾丸ライナーを味わえるモデルかなといった印象でした。
スカイトラックの弾道はこんな感じで
その各球データがこちら
【3球平均】
HS42.6m/s、初速59.1m/s、打ち出し角15.5度、バックスピン量2824.9rpm、サイドスピン-158.6rpm、飛距離234.0y
【ベスト】
HS42.9m/s、初速59.6m/s、打ち出し角16.2度、バックスピン量2731.1rpm、サイドスピン-195.4rpm、飛距離238.1y
打感はソリッド系。弾き感とマイルド感がちょうど半々な感じ。先代のイメージよりは、気持ち弾き感があるかな。音は中高音系で、先代よりは気持ち高音がカットされたようなイメージでした。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータはこちら
弾道的には、高弾道。先代はオートマチックにボールを上げてくれる印象でしたが、「タイプS」はそこまでオートマチック感はなく、ある程度振っていく必要性もありそうかなといった感じ。見た目はロースピンの強弾道イメージで、ヨレ感少なめの弾道を味わえそうな印象でしたが、スカイトラックで確認する限り、決してロースピンという訳でなく、いわゆる適量モデルかなって。
出球傾向は、ボクのスイングで軽いドロー系。フッカーのボクには、ほぼストレートです(笑)。史上最悪の不調を自覚するボクで、この弾道を味わえるのは、ある意味奇跡かなって…
シャフトフィーリングと振り感ですが、今回の最大の変更点こそ、このシャフトだと思っています。先代は結構しなりを感じながら振れるイメージで、マッチングもいい感じでしたが、今回のシャフトはハードな味付けに変わった印象です。先代のイメージがあると、「あれ!?」となるかもしれません。
今回ボクが打った限りでは、このスペックでHS40~43m/s辺りにオススメ。スイングタイプ的には、よりヒッター向けの味付けに変わったような気がします。「タイプS」はおそらく「ストレート弾道」を打ちやすいモデルだと思いますが、そこは体感できました。いつも通りに振れれば、フッカーのボクでも、ほぼストレート弾道が打てました。ただし、先代とは全くの別モノかなって感じです。これは前述通り、シャフトの要素が大きいような気がします。もちろん、ボクの不調もありますが、それでも、この結果なら、期待できるポテンシャルはあるということが証明できたと思っています。
問題は明日からです…(汗)
<ヨネックス「EZONE GT TYPE-S」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:8▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=8AL-1Mo-1Vチタン、フェース=Super-TIX51AF、クラウン=2G-Namd Speed複合カーボン、スリーブ=A7075アルミ合金、ウエートビス=タングステン合金
■シャフト(重量/トルク/調子):「RK-04GT」(S=58g/3.0、SR=53g/3.7、R=46g/4.7/中元調子)
■価格:1本9万6800円 ※価格は税込み












