どーもです。今日紹介するのは、ダンロップスポーツ「スリクソンZXi」シリーズの「スリクソンZXi5」アイアンです。先代「スリクソンZX5 MkII」アイアンはアスリートモデルにも関わらず、ある意味オートマチックな部分も結構多いモデルだったと記憶しています。果たして新作がどのようになったのかを確認してきましたので、早速いってみましょう。
まずは見た目から。
昨日紹介した「スリクソンZXi4」アイアン同様、バックフェースのボリュームゾーンがスイートエリアの後部になっているようも見えますが、その最もボリューミーなゾーンは、ややトウ側になっているようにも見えました。
フェースはセミラージ。形状的には先代同様かなと思います。
ソール幅は、フェースの大きさに対して適当で、先代ともほぼ同じかな。また、V字ソールも踏襲していました。
ネックはセミグース。ボディは若干変更があって、先代は全体的にファットなイメージでしたが、新作はソール下部にボリュームを持たせ、ボディ自体は先代よりも気持ちスリム化しているように見えました。
構えてみるとこんな感じ。トップブレードの厚みは先代同様だと思いますが、ややトウが立っているようにも見えました。
今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角31度、ライ角62度、長さ37.25インチ、総重量422g、バランスD2。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.7、中調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール。
持ってみた感覚ですが、重量的にはまずまず。グリップの太さも、ボクが太め好きなだけで、悪くない太さだと思います。ワッグルしてみると、ヘッドの振れ幅はわずか。素振りしてみると、シャープに振れそうな印象でした。
実際に打ってみると、まずボールの上がり方は文句なしですね。これは、先代同様オートマチックに上がるイメージで、払い打ち系でもガッツリ上がりそうなイメージでした。つかまりも程よい感じ。その上で先代との差を感じたのは、「スリクソンZXi4」アイアンでも書いたプッシュアウト傾向がより強くなっているようなイメージだったこと。正直、ボクのスイングの問題が大きいような気もしていますが、クラブに原因があるとすれば、やはり重心距離がやや長めになっているか、より高慣性モーメントとなっているかだと思います。飛距離的には、先代試打時はシャフトが「NSPRO950GH neo DST」装着モデルで約6g軽く、単純比較はできません。この重量差と、約2年前の試打というボクの経年劣化を考えると、HSがほぼ変わらず、飛距離的もほぼ同等なのは、クラブの進化ではないかと思います。
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その各球データはこちら
【3球平均】
HS38.4m/s、初速49.0m/s、打ち出し角21.4度、バックスピン量4310.2rpm、サイドスピン-886.7rpm、飛距離174.2y
【ベスト】
HS38.6m/s、初速49.2m/s、打ち出し角21.3度、バックスピン量4279.1rpm、サイドスピン-1261.8rpm、飛距離175.3y
打感はマイルド系。先代同様ムニュっとした、ボールのつぶれ感を存分に感じられる打感はご機嫌でした。音は中高音系。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータはこちら
弾道的には文句なしの高弾道。この上がり方であれば、払い打ち系でも上がりそうなイメージでした。スピン量も、見た目では先代と変わらないようなイメージでしたが、実際には3球平均で約300rpm増えていました。
出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。先代はほぼストレートから軽いドロー系だったように覚えていますが、ややつかまりが良くなっていたイメージでした。
シャフトフィーリングと振り感ですが、これは素振りのイメージ通り、シャープに振り切れるイメージでした。でも、個人的には「ダイナミックゴールド105」で打ってみたかったかもです。「NSPRO MODUS3 TOUR105」のほうが全体的にはパリッとした感じがあって、「ダイナミックゴールド105」ユーザーとして、切り返しのタメ感がもう少し欲しい感じはありました。
今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低HS42m/sは欲しい感じかな。先代同様、アスリートモデルには間違いないと思いますが、意外にもよりつかまりを意識し、ミスヒットの寛容性も意識したのかなと感じました。まあ、言ってしまえば、アスリートモデルというくくりの中では、先代よりも打ちやすさ、扱いやすさを実現したモデルのように感じました。個人的には、スリクソンというブランドを考えると、扱いやすさを意識しすぎかなという感じもします。でも、実際のラウンドで、狙ったとところにより簡単に運びやすければ、1打の短縮にも寄与できるでしょう。そんなことを考えさせられたモデルでした。
<ダンロップ「スリクソンZXi5」アイアン>
■KAZ’ sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:フェース=クロムバナジウム鋼、ボディ=軟鉄(S20C)+タングステンニッケル合金
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO MODUS3 YTOUR105」(S=98g/1.7、R=94.5g/1.9/手元調子)、「NSPRO950GH neo」(S=94.5g/1.7、R=91g/1.9/中調子)。カーボンシャフト「Diamana ZXi for IRON」(S=68.5g、SR=67g、R=65.5g/3.4/中調子)。※スチールR、カーボンSR、Rは特注対応
■価格:スチールシャフト装着モデル6本(#5~PW)セット15万1800円、単品(#4、AW、SW)各1本2万5300円。カーボンシャフト装着モデル6本セット15万8400円、単品各1本2万6400円。 ※価格は税込み












