男子ツアー通算6勝の川岸良兼の次女川岸史果(22=加賀電子)がツアー初優勝を逃した。

 首位と1打差の2位でスタートしたが、5バーディー、4ボギーの71と安定感を欠き、通算9アンダーの207で3位に終わった。今季は開幕戦の2位を含めて5位以内が5度目。「悔しさが7割、(結果を)受け止めた部分が3割ぐらいですかね」と落ち着いた様子で振り返った。

 悔しさをにじませたのが、終盤の15、16番だった。パットが決まらずいずれもボギーとなり「もったいなかった。最終日の割にボギーが多かった」。それでも優勝争いを続けることによるメンタル面の変化を実感し、「落ち着いてできた」と今後への収穫をつかんだ。