男子ゴルフの松山英樹(25=LEXUS)が、4日に死去した楽天の星野仙一球団副会長(享年70)を悼んだ。

 5日(日本時間6日)、米ツアーのセントリー・チャンピオンズ(ハワイ)第2ラウンド終了後に取材に応じた。東北福祉大在籍時の11年に星野氏が監督だった楽天のホームゲームで始球式を務めた。「1回、始球式で投げさせてもらって、その後も何回か『もうそろそろ投げろよ』みたいな感じでオファーをいただいていたんですけど、タイミングがなかなか合わなくて。今年中にどこかでできるかなと思っていたところで、今日の朝、ニュースを見てビックリだった。すごく残念というか、去年のうちに投げておけば良かったのかなという後悔は、すごくあります」と話した。

 「何かと気にかけてくれていたので、それもうれしかった」。昨年1月に星野氏の野球殿堂入りが決まった際にも個人的に祝福のメッセージを送るなど、交流は続いていた。「偉大な人が亡くなって、すごく寂しいです。殿堂入りしてすぐに亡くなるというのは、すごく寂しいです」と繰り返した。