米女子ゴルフツアーのAIG全英女子オープンで本人として42年ぶりのメジャー優勝という快挙を果たした渋野日向子(20=RSK山陽放送)が7日に帰国し、都内の日本記者クラブで行われた会見に出席した。今後も一気に高まっていくことが確実な注目は、自身の力になると考え方を語った。

大会期間中も、ファンとのハイタッチを欠かさない渋野。トレードマークの笑顔だけでなく人を引きつける魅力の1つだが、一部では「試合中に負担にはならないのか」という見方もあった。

これについて問われると「よっぽど、無視されるほうが私はつらい。注目されないほうが」と即答した。「1日1日で、だんだんハイタッチする人数が増えていって。それがうれしかったです」と、屈託のない笑顔で続けた。

自身の世界に入って集中するアスリートも多い中、渋野は周囲の期待や応援が純に力になるようだ。