渋野日向子(22=サントリー)が、首位と1打差の2位と好発進した。サイプレスクリークコースの10番からスタートし、4バーディー、1ボギーの68で3アンダーで、笑顔でホールアウトした。

一問一答は次の通り。

-後半は良いパットが

渋野 ええ、良かったです。距離感が前半も合っていたし、ラインに乗ればという状況で、自分も思ったところに打てていた。

-危なげないラウンド

渋野 そうですね。ロングパットを1メートルくらいにも寄せられた。下りも手前10センチに止めるという気持ちで打っていた。ほんとに大オーバーもなくて良かった。

-出だしは?

渋野 緊張は全然なかった。なかったんですけど思ったより右に行っちゃった。

-大舞台の出だしで?

渋野 やばいとは思わなかった。もうちょっと練習しないとなくらい。位置的にもアゴが気になる位置でもなかった。6番アイアンです。やさしくはないけど、ああ大丈夫だなと思って打った。真ん中に入ってたし、ライも悪くなかった。

-100点以上のゴルフができたのは?

渋野 いつ以来? 今年やった記憶ない。この難しいコースでこれだけのスコアが出せるとは思っていなかった。1個ボギーがあるけど、ボギー1つに抑えられたこともすごくびっくり。

-ボギーもバンカーショートサイドで、難しい

渋野 そう。でもパーが取れるところに残せている。あれも自分が思ったところに出せているので仕方ない。出来すぎ君、なんです。

-自分の中でも今年1番の出来?

渋野 そうですね。試合をするたびに今年1番というのが出てきている。それも試合をするたびに超えて行かれているのですごくいいなと思う。

-レンジではドライバーが少しぶれていた

渋野 練習は、ドライバーはほんとにポンコツ。練習場下手くそ、練習場シングルじゃなくて(笑い)。試合に入れば狙いどころも決まって。だからこそ打てている。練習場は適当になる。

-今日は技術? メンタル? どこが良かった?

渋野 ティーショットに関しても特に怖いものもなかったし、アイアンショットも距離感に関して。ピンが手前だったらギリギリエッジに落ちるくらいの距離の番手で打って、あとは風に任せてという番手から、すごくエッジに落ちてバーディーとれた。

-1番のバーディーは大きかった

渋野 そうですね。6メートルくらいありましたね。で、ほぼまっすぐなライン。下りについてもいいから、そんなに曲がるラインにつかないようにと思っていたら、本当にそんなに大きく曲がるラインにつかなかった。行ってみたら、意外と良いじゃん、みたいなのが多かった。そこが良かった。

-1番のセカンドは?

渋野 149ヤード、エッジが138。フォローだったので8番アイアンで打った。

-今日はイジョン6、ディフェンディングと回って、彼女はプレッシャー?

渋野 もちろんそうです。自分も申し訳ないんですけど全英がディフェンディングだったので、あのときは私もプレッシャーがありました。やりにくさはあるのかなーと同情心も抱くこともないくらい、自分に忙しかった(笑い)。でも私と比べものにしたらダメです。

-2ホール目からショットが良くなった要因は?

渋野 うーん、若干右に向いているのかなと思っていたので、当たりも悪くなかったので、思い切って左に向こうかなと、そこを修正したくらい。若干オープン気味に向いたくらい。最後の9番は風に流されてラフに入ったけど、ほぼ完璧でした。

-途中、風も結構吹いていた

渋野 はい。ありましたね、でもその割には頑張っていた。

-良いスタート

渋野 良いスタートすぎるので、とりあえずなかったことにしようと(笑い)。明日はぜんぶ、なくなる勢い? 風とか雷雨もあるし、3つだけ貯金ができたと思ってやるしかない。

-ほとんどグリーンを外していないから、楽しみにしていたアプローチの出番なし

渋野 そうなんですよね。バンカーだけなんですよね。思ったよりもエッジで止まってくれていたし。明日はグリーンが小さいから、あしたはショットがどっか行くでしょうね(笑い)。それでも楽しみながらできるといいかなと思います。

渋野「よう自分がこんなスコア出せたな」一問一答1はこちら>>